よく、私は乱視だから「お月様が2つに見える」「道路の白線が2重に見える」という声を聞くことがあります。
でも、そもそも乱視ってどんな状態なのか?そこをまずお話ししたいと思います!
「乱視」は一方方向だけがハッキリと見える状態。
もう少しいうと、一方方向に間延びして見えている状態なんですが、これはたぶん写真を見比べた方が分かりやすいと思いますので、ちょっと貼ってみます♪
「乱視あり」と「乱視なし」の見比べると明らかに違うのが分かると思います。
この「乱視あり」を、よーく見ていただけると、ある法則が見つかると思うんです。
どうでしょう?12と6のラインだけ濃く見えませんか??
実はこれ、すべてが縦方向に伸びている状態。
縦に伸びれば縦線は長くはなるかもしれませんが、ハッキリ見えますよね!
でも横線は縦に伸びたらにじんでしまう・・・そう、それが乱視の仕業なんです。
お月様が2つに見えたり、白線が2重に見えるのはかなり強い乱視があるのかもしれません。
もしくは「斜位」と言う「眼位ズレ」がある場合も考えられます。その話はまた別の日に。
僕がメガネを本格的に掛け始めたのは大学に入ってから。
何となく見えずらさを感じ、父に測ってもらったのを覚えています。
そこで「少し乱視があるなぁ~」と作ったメガネが初メガネでした。
その当時、何を見て見えずらさを感じたか、というと。
「車の運転」と「テレビ」
ここで「授業」という選択肢が出ていないことはスルーしてください。
車の運転で困ったのは道路標識、特に方向や地名が書いてあるあの青い看板です。学生時代は車でいろんなところに行っていたのですが、初めての場所では必ず看板を見ながら方向を確認してハンドルを切っていました。でも、なんと書いてあるか分からないと反応が遅れるんですよね。特に高速走行中は余計に看板の文字は分かりずらい。
急ハンドルも切りたくないし、でもよく見えないし、というのが続いていました。
テレビで一番困ったのはテレビ画面で見る番組表。
当時、番組表を大きく拡大するというシステムがなく、リモコンを持っていながらテレビから1m位の所までいって操作するという、リモコンの意味が全くない日々。
これも、文字なんですよね!
僕の認識では乱視の見え方は大雑把には見えているけど正確ではない、という感じだと思っています。
だから、知っている場所であれば車の運転も問題なくできるし、映画も見れる、景色も楽しめる。
でも、いま一つスッキリと見えない。
初めての場所では方向の確認がしにくく、映画も字幕やテロップは見ずらい、景色は見えるけど霞がかったように見える。
そんな感じなんじゃないかなぁ。
だからこそ、常に掛けなくてもいいけど一本持っていると良いのが乱視のメガネの特徴かもしれませんね!
ABOUT この記事を書いた人
高橋 雅人(たかはし まさと)
新潟県十日町市でミヤコヤの長男として生まれ、家業を継ぐべく現在修業中です。人の笑顔を見ること、喜ばせることが好きで、メガネを楽しめる方が増えるように、いろんなことにチャレンジ中!趣味は、読書・映画鑑賞・カクテル。【SS級認定眼鏡士/認定補聴器技能者】
BJ CLASSIC(BJクラシック)から新作フレーム「STADIUM」(スタジアム)が入荷しました。
STADIUMは現存する世界最古のフレームメーカーアメリカンオプティカル(A.O.)社の名作を復刻した「REVIVAL EDITION」。
クラシック感のあるキーホールブリッジを採用していますが、その主張は少なめで、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
小さめのウェリントンでありながら、フレームの厚みはしっかりあるので、メガネを掛けている感はしっかりと出しながら強すぎる印象にはならない、絶妙なバランス感は必見です!!