こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
メガネの選び方第2弾の今回は、メガネが持つ秘められた効果とフレームが持つ役割について少しお話ししていきたいと思います。
前回「顔のタイプ」についてお話しさせていただき、自分の顔タイプが分かってきたと思います。
今回はメガネの秘められた効果『メガネを使って理想の顔型に近づける』をお話しするために、まずはゴールである「理想の顔型」についてお話ししたいと思います。
答えから言ってしまうと、理想の顔型とは「たまご型」。
たまごをひっくり返したような綺麗な形です。
これは美容師さんなんかから聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
では、なぜか?
僕が聞いたことのある話では『曲線と直線のバランスが良い形』ということを伺ったことがあります。
と、言うことはメガネの役割とは理想の顔型に近づけるために顔の曲線と直線の足りない部分を補い、バランスを整えるということになるんです。
じゃあどうやって整えるんでしょうか?
まず最初に「顔の長さ」から整えていきましょう!
前回の話の中で顔が「長いタイプ」と「短いタイプ」に分けさせていただきました。
当たり前の話ですが、長いタイプの方は顔を短く、短いタイプの方は顔を長く見せれば良いことになります。
顔を短く見せたい場合に有効なのは、フルリムタイプと呼ばれる、フレームのフチが一周ぐる~っとあるタイプ。
たぶんメガネと言われて一番最初に思い浮かべるタイプだと思います。
フルリムタイプの特徴は横にラインを2本入れることで、顔を短く見せ、引き締め効果期待できるという利点があります。
逆に顔を長く見せたい場合はナイロールタイプと呼ばれる、フレームの下にフチが無いタイプが有効です。
下の部分がなくなることで、スッキリと見えるデザインが多いタイプですね!
これはフチのある上のラインに視点が行くため、少し間延びして見えるという効果を期待してのチョイスです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、メガネには大雑把に分けるとあと2タイプのデザインがあるんです。
それが、プラスチックフレームと縁なしフレーム。
その2つも見ていきましょう!
プラスチックフレームはシンプルにフルリムタイプの強化版です。
フチが太くなる分引き締め効果、小顔効果の期待が大きくなりますよ!
特に黒などの濃い色はその効果がより高くなる印象を受けますね。
そして、もうひとつ忘れてはいけないのがツーポイントタイプと呼ばれる縁なしフレーム。
最大の特徴は顔の印象を変えない、フレームで顔を邪魔をしない、というポイントです。
この特徴を最大限活かせる顔のタイプも実はあるんですよ!
そして、「ふっくら」と「ほっそり」のポイントから見ていきましょう!
こちらはイメージしやすいですよ。
「ふっくら」しているということは「曲線が多い」ということになりますよね。
そうです!
直線をプラスしてあげればいいわけです。
なので、ふっくらしている方は直線が多いキリッとしたシャープなフレームを選ぶと似合いやすいです。
逆に「ほっそり」している方には曲線をプラス!
丸みのあるやさしいデザインが似合いやすいわけですね。
ここまで分かると少しメガネの選び方のイメージが湧きだすかと思います。
次回、もう少し具体的にどの顔のタイプの人がどのメガネを選ぶと似合いやすいか?という話をしていきたいと思います。
BJ CLASSIC(BJクラシック)から新作フレーム「STADIUM」(スタジアム)が入荷しました。
STADIUMは現存する世界最古のフレームメーカーアメリカンオプティカル(A.O.)社の名作を復刻した「REVIVAL EDITION」。
クラシック感のあるキーホールブリッジを採用していますが、その主張は少なめで、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
小さめのウェリントンでありながら、フレームの厚みはしっかりあるので、メガネを掛けている感はしっかりと出しながら強すぎる印象にはならない、絶妙なバランス感は必見です!!