こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です!
冬になると風邪の予防に使ったり、春になると花粉の侵入を防ぐために活躍する「マスク」。ただメガネユーザーがマスクを着けるとレンズが曇るんですよね。そんな時に活躍するメガネのくもり止めの塗り方について書いてみたいと思います!
まず、そもそもの話。
「メガネの曇り止めは効果があるのか?」
についてです。
効果はあります!!
実際に見てもらった方が分かりやすいと思うので、こんな写真を撮ってみました♪
向かって左側がくもり止めを塗ったレンズ、右側が塗ってないレンズです。
効果は一目瞭然ですよね!
そんなくもり止めの「メリットとデメリット」「塗り方」「僕自身の体験談」を書いてみたいと思います。
もちろんあるんです!!メリットとデメリット。
最大のメリットは何と言っても「メガネのレンズがくもらない」こと。
で、デメリットも実はいくつかあります。その代表が・・・
「定期的に塗り直しが必要」
「濡れるとくもり止めが流れてしまい効果が落ちる」
といった感じでしょうか?
そのため、使用目的に合わせて使えるかどうかを判断することをおすすめします!
ここまで見てそれでも使ってみたいなぁ、と思う方は読み進めてみてください♪
まず、何といっても用意するもの、ですね!
僕がメガネのくもり止めを塗るときに用意するものは以下の4点です。
「くもり止め」「メガネ」「メガネ拭き」「ティッシュ」
何も珍しいものはないのですが、どう使っていくか、説明していきますね!
まず一番初めにすることは「メガネをキレイにする」ことです。
これは最初にしてかなり大切なポイント。
ここで使うのが「メガネ拭き」ですね♪
なぜ、キレイにするのか?
実はくもり止めを塗る際、指を使って伸ばしていくんです。
その時に万が一汚れ、特に砂などの硬めの汚れが付着していたとしたら、自分の指でレンズを傷つけてしまうことになりかねない。
その、実に切ないリスクを回避するためにメガネをキレイにするんです。
この時に気を付けたいのが水分。
キレイにしようと思って水洗いをした場合、実は水分を100%拭き取ることはなかなか困難なんです。ご家庭の場合は特に。
で、その水分が残っているとうまくくもり止めが塗れなくなってしまうんですね。
この点だけは少し、注意していただけるといいかと思います。
次に行うのが、早速「くもり止めを塗る」という工程です。
ここで注意したいのはくもり止めを使う量。
多すぎると最後に拭き取る時が大変になってしまいます。
しかも、もったいない!!
このサイズのメガネだと使う量は米粒1~2つ分くらいなんですよ。
これを左右のレンズ、両面に出していきます。
両面に出したら指を使って塗り広げていきます!
ここでのポイントは出来る限り隙間なく塗る、という事。
くもり止めはもちろん塗ったところだけ効果があります。
逆に塗っていない所はくもってしまうんです。
すると、そこに水分が溜まって流れてしまうんですね。結果くもり止めも流れ落ちてしまう。
今回使用している「強力 メガネのくもり止め 濃密ジェル」はいろんなくもり止めを使ってみた中でも比較的水分にも強いですが、極力避けたいところ。
そして、最後に拭き上げていきます!
拭き上げるタイミングはジェルは半乾きになったくらい。
完全に乾いてしまうと拭き取りにくくなってしまいます。また、しっとりとしている状態でも伸びるだけでなかなか拭き取りが難しいんですよね。
なので、ジェルを使う量が大切になって来るんです。
ここで登場するのが「ティッシュ」なんですね。
メガネ拭きでもいいのですが、メガネ拭きってそのほとんどが「極細毛繊維」。
汚れをキレイに拭き取ってしまうんです。くもり止めも例外ではなく、一生懸命拭いてしまうと折角塗ったくもり止めを拭き取ってしまうことになります。
そのため、ティッシュを使うんです!!
ティッシュを使うということは汚れが付着しているとここでもレンズを傷つける原因になります。
だから、最初の「メガネをキレイにする」ということがここでも効果を発揮してくれるワケですね♪
これでメガネが曇らない快適な生活を手に入れることが出来ます!
最後に僕自身の体験談をお話しして終わりたいと思います。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです♪
僕は春になると花粉症でマスクを着用することが多くなります。
なので、くもり止めは必須。
実際使っていて気になるポイントが
「どれくらい長持ちするのか?」
という点。
僕自身の使用状況だと一度塗ると、だいたい2~3日持続することが多いように思います。
ただ、汚れてくるとメガネをクリーニングすることもあるので、そんな時は毎日塗り直します。
そして、
「塗るのにどれくらい時間がかかるのか?」
これは慣れがかなり左右するところも多いですが、おそらく5分でおつりが来るくらいじゃないかなぁ、と。僕は2分くらいで塗っていると思います。
どうしても塗る手間がかかってしまうので、効果が弱くても良ければ、使い捨ての「クリーナー&くもり止め」シートを活用するのもアリかもしれませんね。
僕自身、春の展示会など出張の時は使うこともあります。
あと、個人的に便利だと思うのが「ラーメンを食べるとき」
大体、メガネのレンズは曇ります。
冬場だと店内に入った瞬間に曇ります。
コレが無くなるのはかなりラクですね。
上手に使って、レンズが曇るというストレスの無い生活を♪
ABOUT この記事を書いた人
高橋 雅人(たかはし まさと)
新潟県十日町市でミヤコヤの長男として生まれ、家業を継ぐべく現在修業中です。人の笑顔を見ること、喜ばせることが好きで、メガネを楽しめる方が増えるように、いろんなことにチャレンジ中!趣味は、読書・映画鑑賞・カクテル。【SS級認定眼鏡士/認定補聴器技能者】
BJ CLASSIC(BJクラシック)から新作フレーム「STADIUM」(スタジアム)が入荷しました。
STADIUMは現存する世界最古のフレームメーカーアメリカンオプティカル(A.O.)社の名作を復刻した「REVIVAL EDITION」。
クラシック感のあるキーホールブリッジを採用していますが、その主張は少なめで、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
小さめのウェリントンでありながら、フレームの厚みはしっかりあるので、メガネを掛けている感はしっかりと出しながら強すぎる印象にはならない、絶妙なバランス感は必見です!!