こんにちは。
メガネのミヤコヤ4代目、高橋雅人です。
何年も愛用していると、いくら丁寧に扱っていても汚れてしまうのが身に着けるモノの定め。
でも、もし、それが新品のようにキレイになったら嬉しくないですか?
今回はそんなお話しです。
そもそもなぜ、メガネは汚れるのか?
「何もしていないのに、フレームの耳の所が白くなってきた・・・」
そんな経験をお持ちの方も多いかと思います。
これは主に「汗」が原因となっている場合が多いです。
考えてみてください。
仕事で着ているシャツ、毎日洗っているとは言え、だんだん襟元が汚れてきませんか?
それと同じです。
クリーニングをしていればそこまで汚れることも無いのかもしれませんが、全く汚れないということはない。
メガネも常に身に着けますよね♪
特に耳に当たる部分は肌に直接触れる場所。
そうゆうことです!
お客様とお話をしている中で
「このフレーム、気に入ってたんだけど、何だか白くなって何年も使ってないの・・・」
そんなお話をいただきました。
確かにフレームのフロント部分は輝きが落ち、耳に掛けるテンプルと呼ばれる場所は白くなっている。
でも、このくらいなら何とかなるかなぁ、ということで預からせていただきました!
まずは、この表面の白くなってしまった場所を取り除くところから。
いろんな種類のヤスリを使いながら削り過ぎないように表面の汚れを落としていきます。
それだけだとツヤのない状態になるので、それをやさしく少しずつ磨き上げていきます。
すると・・・
実は店頭でもここまでならキレイにはできるんです!
先ほどお話しした通り、すぐにできるものではないので基本的には1~2日程預からせていただきたい加工にはなりますが、予備のメガネを復活させたい、使い分けをして使いたい、という方はしてみててもいいかもしれませんよ♪
磨き代金は1,000円+税となっています。
ただ、素材によってはできないものがありますので、店頭でご確認くださいね!
先ほど、フレームがくすむ原因は主に汗です、というお話をしました。
が、実はもうひとつ気を付けていただきたい事があるのでお話をさせていただくと、薬品系には気を付けていただきたいんです!
プラスチックフレームは「有機溶剤」との相性が悪いことが多い。
身近なところで言うと、
アルコール類や除光液、ペンキ類などが身近なものになるかと思います。
これ、プラスチックパーツを溶かしてしまう可能性があるんですよね。
揮発性の高いアルコールは素材の種類によっては使えるものもありますが、注意は必要です!
また、揮発性の低いものだと、フレームの内部に浸透して内部からフレームを傷めてしまう可能性があるんだとか。
お仕事でこういったモノを使用される場合はメタルタイプのフレームを使うことをオススメします!
メガネは、使い方によってその寿命が長くも、短くもなります。
これはきっと身に着けるモノであれば、なんでも一緒だとは思いますが、もし少しの気遣いで2倍も3倍も長持ちするとしたら、僕はその方が良いと思っています。
ただ、それをするためには定期的にメンテナンスが必要なんですよね。だから、僕はどんな方でも気軽に来れるようなお店づくりをしたいと思っています。アフターケアで困ったら気軽にご相談くださいね♪
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【セル磨き】
まるで靴を磨くように、自分でメガネを磨きたい。そんな方の希望に応えた「セル磨き」。
少量をフレームに付け、良く伸ばして専用クロスで拭き上げることでツヤが戻ります。
※キズの原因となりますので、レンズに付着しないように十分ご注意ください。在庫状況は都度、ご確認ください。
1セット 2,100円+税
ABOUT この記事を書いた人
高橋 雅人(たかはし まさと)
新潟県十日町市でミヤコヤの長男として生まれ、家業を継ぐべく現在修業中です。人の笑顔を見ること、喜ばせることが好きで、メガネを楽しめる方が増えるように、いろんなことにチャレンジ中!趣味は、読書・映画鑑賞・カクテル。【SS級認定眼鏡士/認定補聴器技能者】
BJ CLASSIC(BJクラシック)から新作フレーム「STADIUM」(スタジアム)が入荷しました。
STADIUMは現存する世界最古のフレームメーカーアメリカンオプティカル(A.O.)社の名作を復刻した「REVIVAL EDITION」。
クラシック感のあるキーホールブリッジを採用していますが、その主張は少なめで、ビジネスシーンでも使いやすいデザインです。
小さめのウェリントンでありながら、フレームの厚みはしっかりあるので、メガネを掛けている感はしっかりと出しながら強すぎる印象にはならない、絶妙なバランス感は必見です!!